これまでの積み重ねも大切にしながら、教区内の少年教化を推進していく中心としての役割を果たせるよう、努めてまいります。
 今は、コロナ禍の影響で、連盟の活動も中止・延期・縮小など、変更を余儀なくされ、何が出来るのか手探り状態で不安もあります。各寺・各単位での活動も同様と拝察しております。しかし、先の見通しがたたない不安を抱える私に安心を与えたい、そのまま救うと届いてくださってあるのが、南無阿弥陀仏のお慈悲です。そのおはたらきを、子どもたちにお伝えさせていただくのが、私たちの御恩報謝の少年教化活動の根本であるということも改めて思わせていただいています。

 研修部・広報部・教材部、三つの部からなる、委員会メンバー・部員、そして少年教化に関わる全ての皆さんと共に、「子どもの声が聞こえるお寺に」というスローガンのもと、ご法義を大切にし、お念仏を申しながら、この状況下でできる精一杯を尽くしていく所存です。ご教導くださるよう宜しくお願い申し上げます。その思いをお伝えさせていただいて、挨拶とさせていただきます。