令和5年度子ども報恩講

 2023(令和5)年12月23日(土)に山口別院にて、こども報恩講を行いました。

 4年ぶりの開催となる子ども報恩講ですが、子ども81名、引率31名の計112名の参加をいただき盛大に開催できました。

 開会式・勤行、法話の後に昼食を挟み、「の」の字探し、片足立ち、お手玉投げ、ペットボトルダーツの4つのブースに分かれてゲームを行いました。各ブースでは子どもたちが試行錯誤しながら真剣にゲームに取り組んでおり、友だち同士で応援し合ったり、励まし合いながら楽しんでいる姿が印象的でした。

 閉会式後に集合写真を撮り、餅まきを行いました。参加している子どもたちがお互い譲り合いながら拾い集めてる姿が見られました。

 最後にプトラ・プトリがお見送りをし、記念撮影をしたり、子どもたちの名残惜しそうな声が聞こえてきました。

       

 

 4年ぶりの開催となった子ども報恩講ですが、多くの子どもたちの笑顔が溢れ、今後の少年教化活動の励みになる良い機会になりました。

令和4年度 仏の子ども修了生のつどい

令和5年4月6日午前 10 時より本願寺山口別院にて「仏の子ども修了生のつどい」が開催されました。本来、午後からは宇部市のときわ公園で「フィールドビンゴゲーム」を行う予定でしたが、雨のため宇部市の「パークレーン」でボウリングに変更となりました。
まず初めに本願寺山口別院で開会式を行いました。

・勤 行
ごんぎょう
喚鐘「かんしょう」後、雅楽
が が く の演奏が始まりました。いつもと少し違う 厳おごそかな雰囲気に子どもたちは緊張気味でしたが、みんなで「らいはいのうた」をお勤めしました。

・輪番「教務所長」挨拶
修了生の今後に関して、医療分野で聞くセカンドオピニオン(別の医師に意見を求めること)
を例に、悩み事などがあるときにはお父さんやお母さんはもちろんですが、お寺の住職や坊
守などいろいろな方と相談してほしいということをお話しいただきました。

・委員長「御園生宣尚」挨拶
「南無阿弥陀仏」を申させていただくこと、仏法「仏さまのお話し」をお聴聞させていただ
いたこと、このことを今後も大事にしてほしいということをお話しされました。

・修了証授与
修了生 5 名へ、委員長「御園生宣尚」より修了証授与を行いました。

・写真撮影
まずは修了生のみで撮影をし、その後参加者全員での撮影を行いました。

・自己紹介
各班に分かれて自己紹介を行いました。初めは恥ずかしそうにしていましたが、すぐに慣れ
すぐに話が盛り上がっていました。

その後、バスに乗り昼食会場である宇部市の「焼肉ボンボン」へ移動しました。昼食では、みんなで声を合わせて食前のことばを言って、美味しく楽しく焼肉をいただきました。
食後、少し時間がありましたので、ときわ公園を各班で散歩をしました。

午後からはパークレーンに移動しボウリングを楽しみました。今日初めて会う子もいたと思いますが、ストライクやスペアーが出るといろいろなところで歓声があがり、みんな楽しそうでいい思い出になったのではないかと思います。


コロナ渦になって 3 年が経ち、修了生は小学 4 年生の頃から別院に集まりいろいろな子どもと会い遊ぶということが出来ない状況でした。今回も本来であれば京都に行き、いつもとは違う経験が出来たのではないかと思います。しかし、少しずつではありますが行動制限が緩和され、これからは今回のような子どもの笑顔を多く見る行事を開催出来るのではないかと思います。少年連盟としても、お寺でこそのいつもと違う雰囲気の中で、多くの子どもの笑い声が聞こえるように企画、運営をしていきたいと思います。

親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要記念「キッズサンガ ~本願寺児童念仏奉仕団~」開催について

親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要を機縁として、子どもたちが本願寺に参拝し、清掃奉仕や交流を通して、親鸞聖人のお伝えくださったお念仏のみ教えをよろこび、本願寺に親しむとともに、ご縁が深まることを願い「キッズサンガ ~本願寺児童念仏奉仕団~」を開催いたします。

〇ご参加の場合には「申し込み先」をご確認の上、参拝教化部念仏奉仕団係<連絡先 ℡075-371-5181(代表)>へお電話、または直接お申し込みください。

1.開催期日

第1回目 2023(令和5)年7月23日(日)~ 7月24日(月)
第2回目 2023(令和5)年7月25日(火)~ 7月26日(水)
第3回目 2023(令和5)年7月27日(木)~ 7月28日(金)
第4回目 2023(令和5)年8月1日(火)~ 8月2日(水)
第5回目 2023(令和5)年8月3日(木)~ 8月4日(金)

2.日程

1泊2日

第1日目 12:45~17:00(受  付 12:00~)
第2日目 9: 00~11:40(晨朝参拝 6:00~)

※1日目17時より京都水族館をご見学いただけます。
参加児童・生徒の入館料は無料です。引率者の入館料は本願寺にて負担します。

※2日目の昼食(お弁当・飲みもの)はご用意いたします。

※新型コロナウイルス感染症や天候等の理由により、日程内容等(時間・場所)が変更となる場合がございます。

★2日目の日程終了後、書院拝観を行いますのでご希望の団体は併せてお申込みください。

基本日程

3.参加対象

小学生から中学生までの寺族及び門信徒の児童・生徒で構成された10名以上の団体でお申込みください。
お寺にご縁のない子どもにも仏縁に遇っていただきたく、近くの寺院・ 組・教区で協力、お声を掛け合っていただき1人でも多くの子どもの参加をお待ちしております

4.引率代表者

20歳以上の住職・寺族または門徒役員など
(未成年の参加者を責任もって引率できる方)

5.定員

1回400名程度(引率者含む)とします

6.会場

御影堂・阿弥陀堂・安穏殿・境内・北境内地・聞法会館内 その他

7.申込方法

2023(令和5)年2月20日(月)午前9時より受付開始となります。

 (1)参拝教化部念仏奉仕団係へお電話、または直接お申し込みください。
<連絡先 ℡075-371-5181(代表)>
お申し込みの際には参加希望日・希望参加人数・団体名・代表者名・連絡先をお伺いいたします。

 (2)受付後「予約通知書」を送付いたします。

 (3)参加日の約3ヵ月前に「申込書類一式」を送付いたします。

 (4)「申込書類一式」に必要事項を記入・捺印のうえ、参加日の1ヵ月前までに参拝教化部念仏奉仕団係宛にご提出ください。同申込書類の受理をもって参加手続完了といたします。

8.宿泊

宿泊場所は、各自・各団体でご予約ください。但し、晨朝参拝・帰敬式などの時間に支障無きよう、本山近辺で宿舎をご手配ください。

9.帰敬式

 (1)受式時間:日程第2日目 お晨朝後引き続き

 (2)冥 加 金:児童念仏奉仕団に参加の未成年 3,000円 大人 10,000円

 (3)内願懇志:内願法名を申請される方は、受式日より2カ月前までに申請の提出をお願いいたします。
受式冥加金と別に内願法名懇志1万円以上をご進納ください。

10.携行品

念珠・雑巾1枚・清掃奉仕のできる服装・帽子・運動靴・雨具・水筒・健康保険証
疾病のある人は治療薬・その他各々が必要とするもの。

※マスクを必ず着用のうえご参加ください。

11.傷害保険

本行事期間中は当方より宗派指定の傷害(レクリエーション)保険に加入いたしますので、個別に保険加入料は徴収いたしません。

問合せ先

本願寺 参拝教化部 念仏奉仕団係

親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要 教化本部教化部(少年連盟、子ども・若者ご縁づくり推進室)

〒600-8501 京都市下京区堀川通花屋町下る本願寺寺務所
TEL:075-371-5181(代表) FAX:075-371-7601(直通)

令和4年度山口教区少年連盟推進委員研修

2月25日(土)に、福岡教堂での「福岡教区子どものつどい」を視察してきました。


3単位会19名の子どもの参加者でほとんどの子どもが初めての教堂参拝とのことでした。

オリエンテーション、委員長挨拶、らいはいのうた、法話(お浄土に生まれる前の共命鳥のお話から。ポケモンやスケッチブックの絵も交えながら)の後に数年来、福岡教区少年連盟で推し進められているパラリンピック競技「ボッチャ」が行われました。ルール説明と共に、パラリンピックの話を通して障害に対する理解を深め、「ボッチャ」は年齢、性別、技術があるなしに関係なく一緒に楽しめるユニバーサルスポーツであるという説明がされました。

単位ごとに4チームに別れて、競技を行い、「大丈夫、大丈夫」と、うまくいかなかった友達を励ます声や「あえてはずそう」と作戦をたてるチームもありました。測定では、「あー」「やったー」等の子どもたちの悔しがる声や喜びの声が増え、楽しんで競技を行っていました。だんだん上手くなっていき、接戦の試合も多くあり、大盛り上がりで、観ているだけでも楽しめました。

最後に表彰式が行われ、お菓子トロフィーが渡され参加者全員で健闘をたたえあっていました。

今回の視察では、指導者研修会や少年大会、単位会や他教化団体にも参考になることが多くありました。ゲームとしても差がなく遊べるという意味で、ユニバーサルスポーツを通して仏さまのお心のお話を伝える方法を学ぶことができ、実りある視察になりました。

仏の子ども本願寺研修代替企画について2

山口教区少年連盟 仏の子ども修了生のつどい」のチラシと参加申し込み用紙が完成しましたのでお知らせいたします。

山口教区少年連盟 仏の子ども修了生のつどい」ご案内

下記からチラシと参加申し込み用紙をダウンロードしてお使いください。

仏の子ども本願寺研修代替企画について

本年度も中止となりました「仏の子ども本願寺研修」の代替企画としまして、

「山口教区少年連盟 仏の子ども修了生のつどい」を開催させていただくことになりました。

〇日程  2023(令和5)年4月6日(木)

〇会場  ①本願寺山口別院(集合・修了式)

     ②ときわ公園(レクリエーション)

〇内容  午前:修了式(勤行・修了証書授与・法話・記念写真)

     昼食:焼肉広場ボンボン

     午後:レクリエーション(フィールドビンゴ)

※内容は変更する場合がありますが、ご了承ください。

〇対象  少年連盟単位会に所属する子ども会修了生(令和4年度6年生)及び令和4年度4・5年生

〇参加費 1000円

〇申し込み先 本願寺山口別院(083-973-4111) 担当:榛澤

〇持ち物 聖典・念珠・水筒・リュック・保険証(写)

※当日はときわ公園にてレクリエーションを行う予定ですので動きやすい服装でお越しください。また定員がありますので、できるだけ早めの申し込みをお願いします。

詳しい詳細は、後日お知らせします。  

2022年度 仏の子ども本願寺研修について

長期休暇中の感染症再拡大が懸念されるため、参加者の健康及び安全を鑑み、本年度も「仏の子ども本願寺研修」は中止させていただきます。

なお、本願寺研修に代わる企画として、本願寺山口別院にて子ども会修了式を予定しております。
日時・詳細につきましては、決定次第お知らせさせていただきます。

「みんなで風鈴づくりに挑戦しよう!」

山口教区少年大会特別企画

「みんなで風鈴づくりに挑戦しよう!」

教区少年大会特別企画として、各単位会において夏休みの子ども会で「手作り風鈴」に挑戦しました。

「お知らせイベント紹介」ページにて感想と写真を掲載しておりますので、是非ご覧ください。

下記のURLからもアクセスできます。

http://yamaguchi-shounenrenmei.com/%e8%a1%8c%e4%ba%8b%e4%ba%88%e5%ae%9a/

令和4年度 少年連盟ブロック研修会

令和4年6月23日に山陰教区「本願寺山陰教堂」で、3年ぶりに対面式で行われました。
この度の研修では「学校で見つける身近な仏教のお話」をテーマに山陰教区のお二人の先生【川本組法隆寺 岩義博先生「最新科学と仏教名~宇宙、遺伝子、脳科学をお釈迦さまは知っておられた?~」】【三隅組 東福寺 熊谷修山先生 「自信教人信と学校教育について」】から御講義いただきました。

岩義博先生は生物を専門とされておられ、生物学的視線から仏教を分かりやすく説明をされました。例えば、私たちが見えているものの中には見えていないものもあるというのはよく聞きますが、実は見えているものの中には嘘が含まれていることを人間の視覚の原理からお話されたことが印象的でした。自分が考えていること思っていることだけが正しいと思っていましたが視点を変えて考え、見たりすることで違う側面を見つけることが出来るという事、また考え事態に間違いや見落としがおるという事を改めて考えさせられました。

熊谷先生は自信教人信「みづから信じ、人に教えて信じしむ」ということを念頭におかれ、現在の学習指導要領の考え方について話されました。昔は先生が一方的に講義をし、生徒はその講義を聞くという形式が一般的であったが、現在ではアクティブラーニング「主体的・対話的で深い学び」の視点から学習過程が改善されました。このことについて教人信=人に教えるということを取り上げられ、子どもにいかに話をさせてそれを「言語化」させるかに対し大人は叱らない・注意しないということ、子どもにいかに考えさせるかが大事であると感じました。
この度の研修会を通じてどれだけ子ども主体、相手主体で接することができるかということを改めて考えさせていただくご縁となりました。



令和4年度山口教区少年連盟総会・少年教化指導者研修会

 6月13日(月)に本願寺山口別院にて、総会並びに少年教化指導者研修会を行いました。総会では、まだまだ新型コロナウィルスの収束が見えず満足のいく活動ができていない状況ではありますが、「子どもの声が聞こえるお寺に」のスローガンを基に、少年連盟が、単位会や子どもたちのためにできる活動を行うことで意見がまとまりました。

総会に引き続いて、『NPO法人 人と木』理事長岩本美枝先生をご講師にお招きして少年教化指導者研修会を行いました。

先生は、木と触れ合う木育について触れられ、木が私たちに与えてくれる多くの影響についてお話しされました。また、「ウッドスタート」という木を中心に置いた子育て・子育ち環境を作りすべての人たちが、木の温もりに触れ合いながら暮らすことができるようにする取り組みをされており、木育を通して子どもの心を豊かにするだけではなく、大人の心も豊かにしていくことが重要であると話されました。

 新聞紙で作るゴミ箱や新聞紙の棒と紙皿を使った皿回し、漢字一字の書かれた紙を組み合わせて熟語を作ることば遊びなど、この他にも身近にある物を使った多くの遊びを紹介され、遊びを通して作る楽しみや考える楽しみ、伝える楽しみを教えてくださいました。

今回教えていただいた木と触れ合う木育や遊び方などは、少年教化活動のみならず、私たちの生活の中にも取り入れる事の出来る多くの気づきを得る研修会になりました。